あなたの子どものチームでサッカーが上手な子って
チームを掛け持ちしていたり、スクールに通っていたりしていますよね。
もしかして、あなたのお子さんもそうですか？
ジュニア世代やゴールデンエイジと呼ばれる時期に集中して訓練をすれば誰でも上手くなります。
ここで、間違っていけないのは
このまま今のチームにいてもウチの子は伸びないな
とか
もっとレベルを上げて強いチームに移籍させよう
っていう考えになってしまう事です。
これって親の勝手な認識による自分勝手な思考です。
強いチームに移籍して、埋もれてしまって長くなった天狗の鼻をポキン折られてしまった子どもを沢山見てきました。
小さいころから、
「この子は天才だ！」
「同じ学年では相手にならない」
なんてちやほやされて天狗になってしまった子は挫折すると立ち直ることが難しいです。
そのままサッカーをやめてしまうケースも多いんですよね。
チームを掛け持ちするのも、スクールに通うのもいいんですけども子供の気持ちを第一に考えてあげることを優先していただきたいんです。
お子さん自身が今のチームで楽しくサッカーをしているのならそのチームで勝ちたいと思っているはずですのでね。
「俺はこんなに一生懸命やっているのに、まわりが下手だから勝てない」
こんなセリフは本当に上手い子が言う言葉じゃありません。
相手と味方の選手の特徴を見極めて動けるのが上手い選手だと思います。
そこには、的確なコーチングやポジショニングが必要になってきます。
本当の意味での上手い選手を目指すならば足元の技術だけじゃなくてこういう事を今ある環境で学んでほしいですね。
